イスタンブール歴史地域(トルコ) 水彩 27.3×41.0cm
イスタンブールとは?
イスタンブールはボスポラス海峡を挟んでアジアとヨーロッパ、2つの大陸にまたがるトルコの大都市。ヨーロッパ側の旧市街は1985年に世界遺産に登録されており、ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン帝国の首都として繁栄した歴史が色濃く残っている。東ローマ帝国の時代に、ギリシャ正教の総本山として建てられたアヤソフィア博物館は、教会とモスクの歴史を併せ持つ世界でもまれな建造物。トルコ共和国になった後、初代大統領により博物館として公開された。トルコ史上最高の建築家と評されるミマール・スィナンによって設計されたスレイマニエ・モスクは、オスマン建築の最高傑作といわれており、イスタンブールのモスクの中では最大規模を誇る。モスクの北側にある霊廟には、スレイマン大帝のほか、奴隷の身分からスレイマン大帝の妃となったヒュッレム妃、皇女ミフリマー・スルタンの棺がある。