バルデモサの木もれ陽のレストラン (マヨルカ島) 水彩 38.0×52.0cm
マヨルカ島とは?
マヨルカ島は地中海西部のバレアレス海に浮かぶ島で、バレアレス諸島最大の島。先史時代から人類が住んでいた痕跡があり、その後エジプト人、フェニキア人、ローマ人、ムーア人、ユダヤ人、カタルーニャ人と歴史的に異なる文化を持つ民族が住んでいたため、異なる背景を持つ文化行事が行われる。また年間300日以上が晴天という温暖な気候と美しい自然環境から「地中海の楽園」と呼ばれている。スペイン王室が夏の休暇に訪れるロイヤルリゾートとしても有名。ショッピングやグルメスポットが充実しており、世界中から観光客が訪れる。中でも小高い丘の上に広がるバルデモサは音楽家のショパンと、その恋人で作家のジョルジュ・サンドの逃避行先として有名で、ショパンの代表作「雨だれ」もこの地で生まれた。現在も2人が滞在したカルトゥハ修道院には、ショパンが使ったピアノや直筆の楽譜が展示されている。