シャンボール城(アンドル=エ=ロワール) 水彩 21.0×29.7cm
アンドル=エ=ロワールとは?
フランスの中でもルネサンス様式の建築物が数多く残るアンドル=エ=ロワール。その代表格ともいえるシャンボール城は、当初フランソワ1世の狩猟小屋として建てられたため、敵からの防御を意図した構造物が一切無い。ダヴィンチが設計したといわれる、人と人とがすれ違わず昇降できる二重のらせん階段や、精巧に造られた屋根、彫刻が彫られた柱など、繊細な装飾が施されている美しい城で「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」として世界遺産に登録されている。同じく世界遺産に登録されているシュノンソー城は、シェール川をまたぐ神秘的な回廊や、2つのフランス式庭園があり、ヴェルサイユ宮殿に次いで観光客が多い城として人気を博している。代々城主が女性であったため「6人の奥方の城」の別名がある。