1. 垣内宣子《セザンヌのアトリエ(エクス・アン・プロヴァンス)》

    ごあいさつ

  2. 垣内宣子《バルト海クルーズ》

    略歴

  3. 社会貢献活動

  4. 出版物

セザンヌのアトリエ 夏(エクス・アン・プロヴァンス) 2016年
162.0×97.0cm(M100) 川崎市立井田病院 蔵

 

さまざまな風景美を見せるフランス南部を描く(文=美術評論家・佃 堅輔)

《初夏 ワーグナーの別荘にて》と本作は、2人の偉大な芸術家を追体験させる作品となっている。ワーグナーは楽劇の世界を、セザンヌは近代絵画の世界を切り開いた。これらの作品に描かれた場所は、彼らの芸術的苦闘を、その歴史の跡を、今やモニュメンタルなものとして静かにとどめている。

エクス・アン・プロヴァンスとは?

エクス・アン・プロヴァンスは画家のセザンヌが生まれ、生涯を閉じた街として有名。セザンヌが設計し、人生最後の5年間を過ごしたアトリエや初期の大作「四季」を制作した別荘がある。サント・ヴィクトワール山はセザンヌの作品にもなっている。