1. 垣内宣子《セザンヌのアトリエ(エクス・アン・プロヴァンス)》

    ごあいさつ

  2. 垣内宣子《バルト海クルーズ》

    略歴

  3. 社会貢献活動

  4. 出版物

プラハの路面電車 1997年 油彩 91.0×72.7cm(F30)

 

歴史的時間を超越した街並みを俯瞰的視座で描く(文=美術評論家・佃 堅輔)

俯瞰的に捉えたこの美しい街並みの広がりを見る。路面電車が、静寂なこの街にゴトゴト音を立てながら走っている。喧騒を極め、スピーディーな現代の大都市の光景と比べるならば、路面電車の走る音は街の静寂のリズミカルな響きのようにも感じられるだろう。そうした余韻が今なおプラハの街には消し難く存在する。

プラハとは?

チェコの首都プラハは、尖塔が数多く残る街。中でもプラハ城や天文時計塔をはじめ世界遺産に登録されている旧市街地と、モーツァルトが演奏したパイプオルガンが残る聖ニコラス教会のあるマラーストラナ地区を結ぶカレル橋の橋塔からは、プラハの古い街並みや路面電車の様子が一望できる。旧市街地の入り口にはアールヌ―ボ―建築のスメタナホールがあり、毎年「プラハの春音楽祭」が開催されている。